2006-01-01から1年間の記事一覧

魔術

魔術 - Wikipedia 概論 魔術とは、本来そこに存在しない"もの"(あるいは"こと")を自らの意思で生み出すための術(すべ)である。その世界に固有の基本法則を、自らの意思で書き換え、具現化させるものと考えられてきたといえる。人間の無意識領域は言語に…

官僚は社会主義を追求する

誤一度もなき者は危く候(葉隠) 公務員は、革命や戦争が起きても、一般には影響が及ばないといわれている。頭の挿げ替えはできても胴体を変えることは事実上不可能だ。それは国家の手足であり、機能そのものだからだ。トクヴィルの「旧体制と大革命」による…

左翼文部官僚のやらせ問題:教育基本法編

一部の保守派から猛烈な反対を受けていた教育基本法が採決された。この左翼文部官僚によって作られた法案は、愛国心というスケープゴートを用いることによって、保守派を欺くことに巧みに成功している。ジェンダーフリーの推進はより積極的になり、戦後民主…

和をもって尊しとする

中国では北京五輪を控えて「文化水準向上」を目指し、たん吐きに「ハイテク摘発車」が導入されたようだ。香港で開園したディズニーランドもタンだらけでは、あまり行く気もしないだろう。中国のように海外へ行ったらタンを吐くなと注意するような国を日本は…

欲望は理性を超越する

多分、気の効いたコメントがあった方が当選するのだろうなと思いつつ、Wii欲しい!はてなダイアリーブック欲しい!と叫んでみたくなった。私は欲望に負けたが、カナダ政府は中国に対し毅然とした態度を取った。これはすばらしいことだ。中国はこれから北京オ…

ネットにおける社会学的フィールドワークの結果:中核派編

【<癒し>のデモクラシー:草の根左翼運動の実証研究】 教育基本法改悪反対運動とは何だったのか 政治とは“政(まつりごと)”である。そして、デモクラシーとは民衆(demos)の政治参加とその支配(cracy)による制度のことである。教基法改悪反対デモは、まさに…

左翼の品格

左派系(あるいは右派系)のホームページを見てて思うのだが、どうも憎悪の念が強すぎるためか、デザインにまで変調をきたしている。少しはセンスのある人を雇ったらどうだろうか。左翼的な感性がデザインにまで影響するのだろうか。人を呪わば穴二つという…

社会学と人類教

宗教と科学の違いは反証可能性によって区別されるが、黎明期における社会学はまさに宗教の代替物としての試みであった。フランス革命では、宗教の変わりに市民宗教として「最高存在」の祭典が行われたが、このユートピアの企ては失敗に終わった。コントはこ…

嫌国心教育:反日から亡国へ

最近、愛国心教育の是非が問われている。しかし、自分の国を必要以上に恨んだり卑下したり憎しむ必然性はないだろう。いったい国を憎むとはどういうことなのだろうか。それはただ単に戦前の軍国主義を嫌悪するだけでは済まされない問題が潜んでいる。ここで…

近代の夜明け/近代批判の始祖

誰でも一度は社会を憎むことはあるだろう。親や社会のせいする。今の政府が悪いだのという人もいるだろう。ではそれらの感情を正当化させるとどんな思想ができるのだろうか。それがルソーの出発点だ。 このルソーの思想はやがて、血なまぐさい近代の種々ので…

ルソーからハーバーマスへ

主観と客観。それらは、いわゆる哲学において大きなテーマの一つである。ルソーは一般意思というものを提案した。一般意思は客観意思ともいうべきものだ。では客観的な意思とは何だろうか。近代国家においては、法が擬制(フィクション)として一般意思の代…

それでも日は昇る

昨今、猟奇的な殺人などの報道が当たり前のように流れる。 だけど、一億人もいれば、事件の一つや二つない方がおかしいだろう。 悲しい現実だけど、人間誰にだって、過ちを犯す可能性はあるんだ。 だから、罪を憎んで人を憎まず。それができれば、戦争もなく…

左翼のタブーを暴いた拉致問題

既存メディアの怠慢とネット右翼 日本において、マルクス主義の凋落を示す象徴的な事件として連合赤軍事件があげられる。小泉元首相の訪朝によって拉致問題が衆人に知るところとなった。ネット右翼という言葉があるが、これまで在日特権などのタブーに対して…

北進論から南進論へ

大日本帝国陸軍は1931年の満州事変以降、ソ連との武力衝突の可能性からシベリアの極寒地に耐えられる装備を整えていたが、その後日中戦争の泥沼化と経済制裁の結果、戦争遂行に不可欠な石油資源を確保するために南方侵攻に切り替えたためソ連を仮想敵国とし…

罠にはまった抵抗勢力

小泉総理は、郵政民営化に反対した議員を抵抗勢力だとして、刺客選挙に持ち込み見事勝利した。しかし、最近、復党問題が囁かれているが、小泉首相の方法は実に優れた政治術であることは間違いない。 抵抗勢力といえば、近代では、社会主義国における粛清を思…

民主主義の危機

日本には非核三原則というものがある。しかし、最近、北朝鮮の核実験により、核保有論議が騒がれている。この流れに対して、核の議論はするべきではないという人たちがいる。いわゆる非核四原則だ。「持たず、作らず、持ち込ませずに、言わせず」。 「共謀罪…

ネット右翼

日本の右傾化とともに、ネット右翼という言葉を最近、耳にすることも多いだろう。これまで、メディアは一方通行の垂れ流し状態であった。間違いがあってもその訂正記事はほんの数行で、それに気づく人はほとんどいない。 だから、マスコミのいうことを絶対的…

三島由紀夫の慧眼

最近、日本の右傾化がよく言われる。ソ連の崩壊、そして共産主義国家、中国の改革開放路線とマルクス主義は過去のものとなった。共産国家中国では、市場経済による猛烈な格差に苦しんでいる。これこそが、マルクス主義が更正したかったものではないのだろう…

太陽のもとで

日本と言う言葉には、太陽への信仰のようなものが感じられる。 古代エジプトにも、太陽神としてラーの神様がいた。 インカ帝国にも太陽神が崇め奉られていたようだ。 マチュピチュの遺跡で、太陽神に捧げる生贄の儀式が行われていたと言う話がある。 しかし…

イメージ産業

人はものごとを見るときに、何かの色眼鏡をかけずにはいられない。イメージや偏見を人間は捨てることはできない。テレビでコメントを求められた人が、よく、最近の若者は、とか、あんなことするような人には見えなかった、と言わされている。人は知らず知ら…

脳はメディアとしてのテクノロジーを欲する

人間は道具を使う。脳は道具というメディアを使い、世界を拡張させてきた。道具はやがて文明を生み、テクノロジーが発達した。脳は、やがてダイレクトにテクノロジーと結びつこうと欲する。現実の世界でも、サイボーグは実用段階にすぐそこまで来ている。 ガ…

ジェンダーフリー辞書のための覚書

緒言 近年、環境ホルモン(内分泌かく乱物質)の影響で、自然界には様々な畸形が生じているという。人間の世界でも、内分泌かく乱物質は注目されているが、それだけではない。頭でっかちになり過ぎた人間は、イデオロギーという毒素を自ら作り出してきた。そ…

ルソーとmixi

ルソーの思想には、一般意思という難解な概念がある。一般意思はすべての人の意思を超越したところにある。神の視座を持ったものだけに許される仮想的なものだ。いわば神の意思、客観的意思とでも呼べるものかもしれない。 しかし、全体主義者はこの一般意思…

果てしない自由へ

汝は切望するだろう牢獄である肉体から魂の開放を見よ 塵となり天空へ昇る煙と化した肉体を統一された意識に自由はない意識は束縛を生み 人間の行動を制限する意識を原子化するのだそして超越せよ果てしない自由のために

ネコの集会

言わずと知れたネコの集会夜な夜な自然とネコが集まる場所があるライオンはプライドと呼ばれる群れをつくるしかし家ネコが群れをつくることはまずないと思うなぞだ

コピペ的シュミラクルな言葉遊びと言語ゲーム

ニヤニヤ密教とニタラ教のぼくちゃんとしての宮台工的コミットメント http://www.asahi-net.or.jp/~ix7r-nnb/Horobi/Miyadai/diary-5.html 宮台真司その人のインタビューや、宮台嫌いの 大平健×大月隆寛の対談、宮台ファンを「頭の悪そうな子」と言い放つ山…

メモならそうといってくれ

近年男女共同参画社会の実現が叫ばれ、女性の社会進出が盛んになりました。でも、男女の体力差の違いを踏まえないで総合職などの女性がハードな働き方をしていると、まず最初に生理不順になります。それでも無理を続けていると、体調を崩し、頭痛やめまいな…

途中のメモ

念仏仏教とポストモダンの徒 『 社会科学自身の学際的性質の外に,社会科学と自然科学の間の密接な関係の呈示もある。ニューロ科学の発展で起こっている結果とのオーバーラップがすでに生じている。例えば,この学問の研究センターは,生物学者,医者,心理…

ジェンダーフリー・リンク集

ジェンダーフリーと社会主義 http://www.netlaputa.ne.jp/~eonw/sign/sign64.htmlジェンダーフリーは性差否定である http://www.netlaputa.ne.jp/~eonw/sign/sign87.html性教育 これでいいのか?−小学校で性交人形を使った性教育− http://popup12.tok2.com/h…

アンサンブル日記

社会科学を伴った将来へ暴力の増大,高齢化,民族間闘争,地球温暖化,これらの問題はしばしば誤解されている社会科学にその真価を実証する機会を提供している。しかし社会科学自身先ず変われるであろうか。 概して社会科学がわれわれのために何をしようとす…