左翼文部官僚のやらせ問題:教育基本法編

一部の保守派から猛烈な反対を受けていた教育基本法が採決された。この左翼文部官僚によって作られた法案は、愛国心というスケープゴートを用いることによって、保守派を欺くことに巧みに成功している。ジェンダーフリー推進はより積極的になり、戦後民主主義的理念は逆に高まっている。愛国心という餌をよそにして、その他の条項はほぼすべて「人権」や「平等」思想に根付いたものになっている。


平等な世界、それは理想の世界。共産主義はそんな平等な世界を目指した。ルソーもマルクス私有財産を不平等のもとだとし、それを否定した。それでは私有財産を否定した国づくりは成功しただろうか。共産主義国家において平等を達成した国はない。そこにあるのは一党独裁であった。戦後日本は官僚統制により、一億総中流といわば共産主義の夢をもっとも忠実に達成した。


官僚はこの国をよくしたいと理想を描く。ではその理想は一般意思に基づくものであろうか。一般意思の形成は独裁者の手によって体現されたと宣言された瞬間に、それは全体主義を生み出すことになる。ロベスピエールは自らが一般意思を体現したと主張し、「正義」のためならば自分の意見と会わない異分子の粛清も厭わなかった。レーニンスターリン毛沢東らは、自分の掲げる絶対正義のために粛清を行った。


教育基本法は左翼官僚の考える一般意思にほぼ忠実に作成された。共産党日教組は、今こそ教育基本法の理念に忠実になれと嘯く。これは教育基本法を形骸化したのは自分たちだといわんばかりの発言だ。
昭和二十七年に日本共産党の志賀義雄はこう述べいてる。


何も武装闘争などする必要はない。共産党が作った教科書で、社会主義革命を信奉する日教組の教師が、みっちり反日教育を施せば、三、四十年後にはその青少年が日本の支配者となり指導者となる。教育で共産革命は達成できる。


ジェンダーフリー条項
http://www5f.biglobe.ne.jp/~kokumin-shinbun/H15/1504/1504041comouflage.html
左翼路線で進む教育基本法改正
http://www5f.biglobe.ne.jp/~kokumin-shinbun/H15/1510/1510019deceive.html
教育基本法「改正」案を全面批判する
http://kihonhou.blog67.fc2.com/
反・男女共同参画ジェンダーフリー
http://takizawanor.seesaa.net/article/24384435.html