福島原発の脆弱性

図の出典: Setting the Record Straight on Mark I Containment History | GE Reports 圧力抑制室の脆弱性 福島原発の原子炉は、GE(General Electric)のマークI型(Mark I)とよばれるタイプだ。この原子炉の問題点は、圧力抑制室(圧力抑制プール; suppressi…

【 推進派への転向組 】

グリーンピースUKの前代表スティーブン・ティンデール 高木仁三郎は最後まで原発懐疑派の立場を貫き通したが、海外では、反原発の活動家が原発推進家に転向した例は決して少なくない。彼らの転向理由は地球温暖化だという。 たとえば、グリーンピースUKの前…

【 原発懐疑派への買収工作 】

福島の原発事故を受けて、高木仁三郎の本を改めて読み直している人もいることだろう。いくつもの示唆的な話があるのだが、たとえば、『市民科学者として生きる (岩波新書)』には、原発推進派からの嫌がらせや反原発運動にアカのラベルを貼るなどのネガティブ…

原発マネーの誘惑

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による津波によって、福島第一原発の冷却システムはダウンし、炉心では燃料棒を覆うジルコニウムの被覆管が露出したことによって温度が上昇し、水蒸気と化学反応するようになり、水素が発生した(水素の発生は放…

本音で語ろう温暖化のこと

日本の温暖化利権の構図地球温暖化は、まさに地球規模の問題として、国際政治においても、重要な駆け引きの道具になっている。そこで、日本の温暖化研究者や利権関係者について、本音を探ってみようと思う。 中国の方からの大切なメッセージ 「地球温暖化問…

地球温暖化とロスチャイルド財閥の動き

アメリカの中枢に侵食したネオコンとロスチャイルド人脈 トロツキストとネオコン(新保守主義)に通低するものは、「革命」あるいは「民主主義」の「輸出」である。ネオコンは反スターリニズム左翼として活動したトロツキストからの転向組みであり、ロスチャ…

温暖化懐疑論総リンク集

【懐疑派・中立派・文明論】 行政調査新聞社 社主:松本州弘 ・ 「温暖化に向かう地球」で金儲けを企む人々竹田恒泰 ・ 竹の響 地球は温暖化しているか?田原総一朗の政財界「ここだけの話」 ・ 日米が環境サミットで狙う「勢力地図」逆転の秘策養老孟司さん…

エコロジー運動の現代潮流

エコロジーの思想的系譜をたどると、そこにはルソーの自然回帰やアナーキズム、農本主義など、共産主義との思想的なつながりを容易に見出すことができる。エコロジーは「文明や社会というものを罪悪視し、そう言うものがなければ人間は本来は素晴らしい存在…

温暖化利権の地政学

温暖化ショックによる石油新時代 石油資源が枯渇すると言われて久しい。しかし、第三次オイルショックは当分の間来ないだろう。中国は、渤海で油田・天然ガス田を発見したようだ(中国、渤海で油田・天然ガス田発見)。さらにロシアはすでに世界でも有数の資源…

体育会系と文科系を結ぶもの

体育会系と文科系は一般にお互い相容れない部分が多いと思われている。例えば、体育会系のマッチョな縦社会が嫌いで文科系になるものも多いのだろう。体育会系がもつ独特の根性論や精神論が好きになれない人も多いのだろう。一方、文科系の場合、運動が嫌い…

まん延する非モテとカーゴ・カルト

悲劇のヒロインを気取る非モテの欺瞞 なんだか、最近、非モテという言葉を耳にするようになった。まず、モテないと思っている人はモテるやつに対する偏見があると思う。まず、第一に、いくらモテる奴でもナンパの確率は百パーセントではない。まず何より出会…

赤いきつねと緑のたぬき

緑の左翼:ブントの場合 左翼や右翼の転向はよくあることだ。とくに、最近の傾向としては、「赤から緑へ」の動きが顕著になっている。例えば、日本でも共産主義者同盟(ブント)は市民団体のブントへと改称し、環境運動へ軸足を移し活動を行っている。環境問…

フランス文化に平伏すアメリカ

はてなロディア欲しい!というキャンペーンをやっているようだ。フランス製の商品にはこじゃれた物も多いが、ロディアは実用面でも割と考えられてつくられていて値段も割りとリーズナブルだ。文具は意外と値段の幅のある世界ではないかと思う。例えば、ジョ…

ヒヨリミ偽装保守・宮台真司

はてなサヨクの貧困な歴史認識 seijotcpといえば、言わずと知れたはてなサヨクである。最近のブログのエントリーを見ると、やはりというべきか、サヨク特有の歴史認識が見て取れる。「第二次世界大戦は、共産主義者の陰謀だった!」とか騒いでいるが、きっと…

ポスト冷戦時代のポリティカル・アート

米中露環境戦争 日本は環境技術立国、ロボット先進国として名をはせている。トヨタのハイブリッド・カー、プリウスは北米でも人気だ。石油が枯渇すると、もうだいぶ前から言われているが、今後、中国などの石油需要がますます伸びるにつれ、新しい油田の発掘…

はてなサヨクの行方

情報戦時代の捏造行進曲 最近、巷では右傾化だとか、ネット右翼という言葉をよく聞くようになった。これは、戦後民主主義において残留左翼が行ってきた犯罪的とも言えるウソや捏造、そして煽動行為が明らかになったからだ。しかも、驚いたことに、今でも捏造…

はてなサヨクの研究・リンクスコア編

【緒言】 はてなブロゴスフィアでは、seijotcpによる「ジェンダーフリーとは」や「教育基本法改悪反対」などのリンクやバーナーが散見される。これらは極めて政治的な主張の表象行為である。そこで、はてなブログにおける政治的な空気をより詳しく分析するた…

はてなサヨクの創生

はてなサヨクと左傾化した社会学者 秘密結社組織クー・クラックス・クラン(KKK)の誕生の歴史を描いた映画作品に「國民の創生」というものがある。この映画はKKKを肯定的に描いたカルトホラー映画として悪名高い作品の一つだ。作家の広瀬隆は、この歴史を歪…

ジェンダーフリーはニセ科学:文化相対主義の終焉

脳科学が明らかにしたニセ科学としてのジェンダー 宮台真司は、自分の学問的出発点に、チョムスキーの言語学とゲーム理論をあげている。言語学はこれから、グーグルなどの検索エンジンや自動翻訳機の発展にとっても大きな役割を担っていくのは間違いないこと…

ジェンダー帝国の逆襲

kichiさんが妄想電波発信中 I love chicken in my kitchen.「成城トランスカレッジ! ―人文系NEWS & COLUMN―」というブログをご存知だろうか。フェミニストは、世界的な悪の秘密結社であるジェンダー帝国と戦うという尊い使命があるはずだ。しかし、それさえ…

今さら、捏造で騒ぐのは白々しい

うそつきはテレビの始まり いまさら、捏造で騒ぐメディアとは一体何様のつもりなのだろう。TBSがオウムにビデオを見せたことで、坂本弁護士一家が殺害されるきっかけにもなった。しかも、TBSはビデオを見せた事実はない、と全面否定をしたのだ。うそつきはTB…

プロ市民のブログについて思う今日この頃

「お玉おばさんでもわかる政治のお話」というブログをご存知だろうか。お玉おばさんでも分かると言う言葉の中には、すでに、オバサンに対する偏見が込められているのを感じ取った人もいるだろう。これは確信犯でなければできることではない。新聞の投書欄な…

ヴァンダリズムとモラル・パニック

世界が嫉妬するぼくたちの退屈な日常 この写真はモラル・パニックを揶揄する彼一流のヴァンダリズムの表象行為としての価値相対主義の発露によるものではありませんかと問われれば否定しきれない昨今の混迷した政治状況がもたらす閉塞感からの逃避を引き起こ…

ガモウ帝国の逆襲

だから日本はたかられる 漫画「デスノート」は中国でも大人気らしい。作中に出てきたデスノートのコピー商品(DEATH NOTE 死亡筆記)まで出回り、まさに偽者大国ぶりを発揮している。主人公のキラ(月)に憧れる若い衆も出てきた。英雄待望論は亡国へ向かう…

ドヴァ帝国の逆襲:

共産主義の描いた理想郷の物語はソ連の崩壊とともに表立って語られなくなった。その後、数々の物語が生まれては消えていった。そんな中で、オウム真理教は独自の世界観を持った帝国を築き上げ、9.11のテロ以後の時代の魁として無差別テロを行った。ソ連が崩…

ヒストリシズム(歴史法則主義)の貧困

ヒストリシズム(歴史法則主義)の貧困 ポパーの提唱するピースミール社会工学には、プラトンからヘーゲル・マルクスへと続く、歴史に対して何らかの法則性を認めそれに従って「社会計画」を策定する方法への批判がある。ヒストリシズムとは「歴史的な予測が…

魔術

魔術 - Wikipedia 概論 魔術とは、本来そこに存在しない"もの"(あるいは"こと")を自らの意思で生み出すための術(すべ)である。その世界に固有の基本法則を、自らの意思で書き換え、具現化させるものと考えられてきたといえる。人間の無意識領域は言語に…

官僚は社会主義を追求する

誤一度もなき者は危く候(葉隠) 公務員は、革命や戦争が起きても、一般には影響が及ばないといわれている。頭の挿げ替えはできても胴体を変えることは事実上不可能だ。それは国家の手足であり、機能そのものだからだ。トクヴィルの「旧体制と大革命」による…

左翼文部官僚のやらせ問題:教育基本法編

一部の保守派から猛烈な反対を受けていた教育基本法が採決された。この左翼文部官僚によって作られた法案は、愛国心というスケープゴートを用いることによって、保守派を欺くことに巧みに成功している。ジェンダーフリーの推進はより積極的になり、戦後民主…

和をもって尊しとする

中国では北京五輪を控えて「文化水準向上」を目指し、たん吐きに「ハイテク摘発車」が導入されたようだ。香港で開園したディズニーランドもタンだらけでは、あまり行く気もしないだろう。中国のように海外へ行ったらタンを吐くなと注意するような国を日本は…